2022.03.02
【スタッフコラム】じゃぶじゃぶ洗えてふんわり軽い。「air rug」が生まれるまでのお話 vol.3
こんにちは。商品ディレクターのMachiです。
お客さまの声と実体験を元に企画をスタートした、Little Roomsのオリジナルラグ「air rug」。
今回は、そんなair rugがどのようにして出来上がっていったのか、商品作りのプロセスやこだわった部分についてお話したいと思います。
■どんな風にスタートしたの?
ラグはもちろん、布の生地を作るのも初めてだった私たちがまず最初に行ったのは、一緒に商品作りをしてくれるパートナーさん探し。お客さまのリアルな声の数々と商品のアイデアをまとめた企画書を持って、とあるメーカーさんのもとを訪れたのは2021年の夏頃でした(人生で初めての出張にわくわくしたのも懐かしい思い出)。
そこからは、理想の仕様を叶えるためにどのような素材を使うか、どのような縫い方にするかなど、商品について何度もやり取りを重ねサンプルを修正しながら試行錯誤する日々。
1つずつ仕様が決まっていき、ようやく完全版のサンプルが出来上がった日のことは今でも昨日のことのように覚えています。
■素材のこだわり
「軽い」「ふかふか」「洗える」という理想を叶えるため、ラグの内側にどんな素材を使うかはとても大切なポイントでした。中綿の量や素材など、何パターンも作って見せてもらった末に辿り着いたのは、ウレタンと綿の2重構造。
綿はふわふわのイメージがありますが、反発性がないため実際に敷いて座ると床の硬さがしっかり伝わってきてしまうんです。反対に、ウレタンのみだと反発性はあるものの、ふわっと優しい触感がなくなってしまいます。
そこで2つを掛け合わせ、適度に反発性がありながらふんわり柔らかな触り心地になるように作りました。
表面の生地はコットン100%になっているので、ナチュラルな風合いを楽しむことができます。
■色のこだわり
生地の色も、素材と同じくらいたくさん悩んで決めました。茶色い床に合わせるならこの色がいいかな、ナチュラルなインテリアにはこの色が合いそうだな、リトルムのお客さまはこんな色合いが好きかな…と、コーディネートや並べた時のわくわく感を想像しながら決めたカラーバリエーション。
「air rug -nuance color-」はクリーム・ラテベージュ・ミルクグレージュ・ライトグレーの4色で、様々なテイストに合わせやすい淡い色味。「air rug -chic color-」はライトオリーブ・テラコッタ・ピーコックブルーの3色で、焦げ茶色の床とも相性のよい、深みのあるカラーです。
オンラインで購入する時に少しでも本物の色を想像しやすいよう、色の名前もひとつひとつ丁寧につけました。
■パッケージのこだわり
素材や色合いの他にも企画当初から絶対にこだわりたいと思っていたのが、お届けする時のパッケージ。Little Roomsからみなさまへ「小さな幸せ、愛おしい暮らし」をプレゼントしたいという想いを込めて、ブランド名が入ったオリジナルのリボンで包み、チューリップをモチーフにしたポストカードを添えました。
自分宛に届いた時のわくわく感はもちろん、贈り物としてもぴったりのラッピングです。
■商品名「air rug」の由来
そんな風に、たくさんのこだわりを詰め込んで作ったair rug。
商品名の"air"はラグの特徴を表すと同時に、みなさんが手に取った後の暮らしや気持ちをイメージしながらつけた言葉です。
そんな想いを込めたair rugを実際に使っていただいた方のレビューをご紹介します。
■air rug ユーザーレビュー
とても快適に使っています!軽いけどずれなくて、厚さがちゃんとあるのに洗濯機に入れられる。サイズの割に手頃な価格なのも魅力的です。
もともと使っていたラグは、かわいいけれどお尻が痛くなってしまうものだったので、くつろぎの空間が1つ増えてとても嬉しいです。
我が家はペットがいるのもあり頻繁に洗っているので、干したらすぐ乾くところもとても気に入っています。
@nnksama
空気のように軽く、お手入れも手軽であること。
お部屋や暮らしに、空気のように自然と溶け込む存在であること。
"walking on air(とっても幸せ)"な体験であること、そんな気持ちになれること。
air rugが日常の些細なストレスを解消してくれて、今までよりちょっぴり気持ちが軽くなる。機能も見た目もちゃんと気に入るものを選んだら、もっと自分のお部屋が好きになる。
そんな体験がみなさんにお届けできることを祈っています。