【スタッフコラム】じゃぶじゃぶ洗えてふんわり軽い。「air rug」が生まれるまでのお話 vol.2

先日発売された、Little Roomsのオリジナルラグ「air rug」。洗濯機で丸洗いができてふんわりと軽く、コンパクトに折り畳める薄さなのにクッション性がある。今回は、そんな見た目も使いやすさもばっちりな「air rug」が生まれるまでのお話・第2弾。今回も商品ディレクターのMachiからお伝えします。

こんにちは。商品ディレクターのMachiです。 先日、Little Roomsのオリジナルラグ「air rug」が発売されました。 機能性ばっちりで、お部屋にもすっと馴染むデザイン。 日々の小さなストレスを解消し、使う人の気持ちを軽くしてくれるようなラグをお届けしたい。 そんな想いで、約1年じっくり丁寧に作ってきました。 そんな「air rug」の企画がどのようにしてスタートしたか、どんな道のりを経て発売に至ったか。 普段はあまりお見せしてこなかった、商品作りのお話をしようと思います。



1番時間が掛かり、いくつもの困難に直面したのは、理想のものを実際に形にする過程でした。素材のことや作り方、何もかも知らず、初めてのことばかりで、思い描いたものがすぐにそのまま作れるわけではなかったんです。
コロナの状況を受けて生産体制が不安定、メーカーさんともなかなか直接会えない状況の中で、イメージしているものをいかに分かりやすく伝えるか、という部分に多くの時間を費やしました。



”できるだけ早く完成させてお客さまに届けたい”という思いと、理想のものが出来るまで何度も修正を重ねる日々は、自分の中でも葛藤の連続で、ものづくりの大変さを学ぶ過程でもありました。



それでも理想の実現に向かって前に進むことができたのは、いつも全力でサポートしてくださる頼もしいメーカーさんと、商品をいつも楽しみに待ってくださるお客さまがいたからです。
こんなものが出来上がったら、きっとみなさんの暮らしはこんな風にちょっと快適になる。そんな様子を頭の中で思い描きながら試作を重ね、私たちの理想をいっぱいに詰め込んだ企画書の束は、何度も何度もやり取りを重ねながら、ようやく1つの形になりました。