【スタッフコラム】じゃぶじゃぶ洗えてふんわり軽い。「air rug」が生まれるまでのお話 vol.1

先日発売された、Little Roomsのオリジナルラグ「air rug」。洗濯機で丸洗いができてふんわりと軽く、コンパクトに折り畳める薄さなのにクッション性がある。今回は、そんな見た目も使いやすさもばっちりな「air rug」が生まれるまでのお話を、商品ディレクターのMachiからお伝えします。


「air rug」が生まれるまでのお話


こんにちは。商品ディレクターのMachiです。
先日、Little Roomsのオリジナルラグ「air rug」が発売されました。


機能性ばっちりで、お部屋にもすっと馴染むデザイン。
日々の小さなストレスを解消し、使う人の気持ちを軽くしてくれるようなラグをお届けしたい。
そんな想いで、約1年じっくり丁寧に作ってきました。


そんな「air rug」の企画がどのようにしてスタートしたか、どんな道のりを経て発売に至ったか。
普段はあまりお見せしてこなかった、商品作りのお話をしようと思います。

 オリジナルラグ「air rug」の企画の基盤となったのは、ユーザーのみなさまから直接聞いたお話でした。


Little Roomsでは時々、商品企画の参考にさせていただくためのアンケートを行っています。
その中で「買って後悔したもの、満足していないもの」としてラグが挙がってくることがありました。

さらにインタビューで具体的にお話を聞かせていただいたところ、数々のお悩みの声が。
「重いから洗濯も模様替えも一苦労」「家で洗えなくて不衛生なのが気になる」「毛足の長いラグは掃除がしづらい」「デザインを優先して薄いものを使っているのでお尻が痛い」など…。
人それぞれの暮らし方によって異なる部分はありつつも、使い勝手に関する困りごとの多くは共通しているものでした。


そしてお話を聞く中でもう1つ感じた大きな課題は、誰もが「機能をとるか見た目をとるか」の2択で選んでいるということ。
何かを妥協して心から満足のいっていないものを使っている方がたくさんいることを知ったとき、これをどうにか解決できないだろうか?と思ったことが、オリジナルラグ作りの最初の一歩でした。


私自身、社会人になってから1人暮らしを始めてイチからお部屋づくりをし、みなさんと同じようにさまざまな体験をしてきました。
最初に買ったラグは、お財布と相談しながら一生懸命選んだものの、使い心地の悪さに半年ほど使って手放してしまったという苦い経験も…。

そんな私だからこそみなさんの気持ちが手に取るように分かり、この悩みを解消してくれる製品を作ってお届けしよう、とシンプルに思ったんです。

使いやすさばっちり、だけど見た目も諦めない。
毎日の暮らしに少しだけ余裕が生まれて、お気に入りの見た目に心が弾むラグをお届けしたい。
そんな想いで、オリジナルラグの制作をスタートしました。

(当時はまだ「air rug」という名前もなかった頃。商品名の由来は、続きでまたお話ししますね)