2020.09.20
時間がたっぷりある今だから。秋の夜長に読みたい長編小説6選
秋の夜長は、本の世界に浸る。
@moon.hiyori秋といえば「読書の秋」。
どこか心細く感じる秋の夜長に、じっくりと読みたいおすすめの小説を6冊ご紹介します。
「神様のカルテ」夏川草介
@hi__yo__125夏川草介『神様のカルテ』は、大ヒットした感動のシリーズ小説。
信州の病院で働く医者・栗原一止と、妻であるハルの周りで起きる日常を描いた物語です。
登場人物たちの温かい優しさに触れながら、「生きるとは何か?」を考えさせられます。
「マスカレードホテル」東野圭吾
@my_boooook東野圭吾『マスカレードホテル』は、サクサク読める長編ミステリー小説。
一流ホテル「コルテシア東京」で起こった連続殺人事件から話が始まります。
大胆な行動力のある若い刑事・新田と、真面目なホテルクローク・山岸の仕事への熱意や、作中にたっぷりと散りばめられた犯行への伏線などで、ドキドキさせられるから、長編小説だけどするすると読み進められてしまいます。
「サラバ!」西加奈子
@tmmyrka西加奈子『サラバ!』は、壮大な青春小説。
主人公・歩と、父母姉の一家の生き方を描いている物語です。
誰もが感じたことのある揺れ動く人間の「気持ち」を、丁寧に表現していて、どんどん作品の世界に引き込まれます。
読み終えた後には、すっきりとした前向きな気持ちになれそう。
「ノルウェイの森」村上春樹
@noa_wada1123村上春樹『ノルウェイの森』は、究極の長編恋愛小説。
主人公・ワタナベと、学生時代の親友・キヅキ、キヅキの恋人・直子の3人を軸にしてストーリーが進みます。
突然この世から姿を消してしまったキヅキ、心が壊れてしまった直子。
「生と死」や「恋人の存在」について、深く考えさせられる一冊です。長い夜、自分の人生に想いを巡らせてみませんか?
「すべて真夜中の恋人たち」川上未映子
@yuukadayo___川上未映子『すべて真夜中の恋人たち』は、穏やかでゆったりとした恋愛小説。
孤独だったフリー校閲者の冬子が、年上の穏やかな男性・三束さんに恋心を抱く様子を綺麗な文章で綴られています。
繊細で健気な冬子の生き方や、人との関わり方に共感する人も多いはず。
「マチネの終わりに」平野啓一郎
@pure.crown.snow平野啓一郎『マチネの終わりに』は、大人向けの恋愛小説。
天才ギタリスト・蒔野と、大手通信社の記者・洋子。
二人がすれ違いながらも、お互いを想う姿にもどかしさや切なさを感じるはず。
不器用な大人同士を描いたドラマティックで熱いラブストーリー。
今日は、どの小説の世界に浸ろうかな?
@_95726_今回は、秋の夜長に読みたくなる長編小説を6冊ご紹介しました。
秋の夜、本を通して自分の人生や恋愛を見つめ直してみるのも良いかも。
さっそく本屋に立ち寄って、あなたの気分にぴったりな一冊を手にとってみませんか?