今夜は本の虫になってみる。まず読んでおきたい素敵な1冊

お部屋で一人で過ごす夜。たまにはスマホを投げ捨てて、活字の世界に浸ってみませんか?静かなお部屋で、気になっていた小説やエッセイを楽しみましょう。江國香織さん、有川浩さん、尾形真理子さんなど、読書初心者にもオススメしたい1冊をご紹介します。

今夜は本の虫になる。

@laura__mercier__

お風呂から上がって、あとは寝るだけの自由な時間。素敵な本の世界にどっぷりと浸かってみませんか?

読書が苦手な人にもおすすめしたい、人気作家さんの本を集めました。

住野よる

@books_hbk

映画化されたことでも話題になった「君の膵臓をたべたい」の作者でもある住野よるさん。
学生が主人公の作品も多いので、学生さんが読んだら感情移入できる部分も多いのではないでしょうか。

Pick up「また、同じ夢を見ていた」

「君の膵臓をたべたい」に次ぐ、住野よるの2作目です。 

「人生とは和風の朝ごはんみたいなものなのよ」小柳奈ノ花は「人生とは~」が口癖のちょっとおませな女の子。ある日、彼女は草むらで一匹の猫に出会う。そしてその出会いは、とても格好いい“アバズレさん”、手首に傷がある“南さん”といった、様々な過去を持つ女性たちとの不思議な出会いに繋がっていき―。

Amazon 

大人になればなるほどわからなくなる、「幸せとは?」ということについて、深く考えさせられる1冊です。本を読みながら、あなたの幸せについても考えてみてください。

江國香織

@_beee__

「神様のボート」「冷静と情熱のあいだ」など、一度タイトルを聞いたことがある人も多いはず。
江國さんの描く大人の恋愛、描写の美しさにも魅了されます。

Pick up「号泣する準備はできていた」

第130回 直木賞を受賞した短篇集。

私はたぶん泣きだすべきだったのだ。身も心もみちたりていた恋が終わり、淋しさのあまりねじ切れてしまいそうだったのだから――。濃密な恋がそこなわれていく悲しみを描く表題作のほか、17歳のほろ苦い初デートの思い出を綴った「じゃこじゃこのビスケット」など全12篇。号泣するほどの悲しみが不意におとずれても、きっと大丈夫、切り抜けられる……。そう囁いてくれる直木賞受賞短篇集。

新潮社

大人の女性の人生の一部を切り取ったような短編が詰まっています。一篇は約20ページと短めなので江國香織ワールドを味わいたい方は、まずここから始めてみるのがいいかも。

有川浩

「図書館戦争」や「空飛ぶ広報室」など、映画化・ドラマ化された作品も多いので、みなさん一度は有川浩さんの作品に触れたことがあるのではないでしょうか。
ワクワクする小説を読みたい人におすすめです! 

Pick up「阪急電車」

中谷美紀さん、戸田恵梨香さんなどによって映画化もされた人気小説です。

隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった…。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車―人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。

幻冬社

たまたま乗り合わせただけの乗客の間に生まれる人間関係にほっこりすること間違いなし!

尾形真理子

@me__ee__

もともと広告会社でコピーライターをしていた尾形真理子さん。
LUMINEの広告コピーなども手がける尾形さんの素敵な言葉が女心に刺さります。

Pick up「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」

タイトルにまずぎゅっと心を掴まれてしまいますよね。

年下に片思いする文系女子、不倫に悩む美容マニア、元彼の披露宴スピーチを頼まれる広告代理店OL…。恋愛下手な彼女たちが訪れるのは、路地裏のセレクトショップ。不思議な魅力のオーナーと一緒に自分を変える運命の一着を探すうちに、誰もが強がりや諦めを捨て素直な気持ちと向き合っていく。繊細な大人たちの心模様を丁寧に綴った恋物語。

Amazon 

十人十色の恋愛観はどれも素敵。読み終わった後はスッキリした気持ちになるはず。

次は何を読もうかな。

@_beee__

好きな作家さんの作品をそろえてみる?
いろいろな作品をつまみ読みしてみる?

素敵な本の世界に飛び込んでみてください。