2020.06.05
言葉に救われることもある。心を豊かにしてくれる、8冊の詩集
素敵な言葉と出会える詩集
言葉には、大きな力がある。時に支えとなったり、勇気付けられたり、癒されたり…。その一ページに、あなたの心にずっと残る言葉があるかも。詩集は、心を豊かにする言葉と出会わせてくれる。
今回はそんな素敵な言葉がたくさん詰まった詩集をご紹介します。
『すみわたる夜空のような』
@pure.crown.snow片思いをしている全ての人に捧げる、銀色夏生さんの『すみわたる夜空のような』
綺麗な言葉がたくさん散りばめられていて、詩を読むのが初めてという人でも楽しめる作品です。
読了後は、タイトルのようにすみわたる心のように清々しい気持ちになるかも。
『ひとりが好きなあなたへ』
幻冬舎同じく銀色夏生さんの『ひとりが好きなあなたへ』
表紙に描かれた万華鏡が、まるで読むたびに異なった感想を抱く私たちの心を反映しているよう。
ふとした時に思い出すような、ずっと心に残り続ける作品です。
『幸福論』
@kisetsu_okurimono「幸福はどこにあるのか?」という永遠のテーマを語りかける、若松英輔さんの『幸福論』
幸せは、案外そこらじゅうに散らばっているのかもしれない。そんな風に思わせてくれる一冊。
スッと胸の中に入ってくるような感覚で、気楽に読めるのでおすすめです。
『すべての瞬間が君だった』
@yuu_piclike韓国で50万部を記録した大ベストセラー。表紙が目を惹く『すべての瞬間が君だった』
SNSを中心に話題となり、その人気は韓国ドラマで使用されたり、ミュージカル化もされるほどなんだとか。
これは胸が締め付けられるほど甘い、「君と僕」のお話です。
素敵な言葉は、国境を越えるということを実感させられます。
『きょうの私にさよならしましょ。』
honto『きょうの私にさよならしましょ。』は、有名な詩人、金子みすゞさんの詩集です。
教科書などで一度は触れたことがあるのではないでしょうか?
26歳という若さで自ら命を絶った彼女が綴った詩は、私たちの心を大きく震わせます。
『すみれの花の砂糖づけ』
@naninune_nanaパステルカラーの表紙がかわいい、江國香織さんの『すみれの花の砂糖づけ』
著者が初めて出版したという詩集。
彼女の感性と表現力に、少女の頃を思い出してなんだか酸っぱくて甘くてほろ苦い気持ちになるかも。
日常のこと、恋人のこと、家族のことを重ね合わせて読みたい。
『夜空はいつでも最高密度の青色だ』
@kinomigirl映画化もされた、最果タヒさんの『夜空はいつでも最高密度の青色だ』
最果タヒさんは、現代に生きる私たちに刺さる言葉をこの詩集に連ねている。
その言葉はツイッターを中心に、男女問わず多くの人に支持されているんです。
SNS時代に生きる私たちだからこそ読みたい一冊。
『二十億光年の孤独』
@_life_is_a_life_日本の現代詩の原点であり日本を代表する作家、谷川俊太郎さんの『二十億光年の孤独』
彼が18歳の頃に書いたデビュー詩集でありながら、現代詩の歴史に衝撃を与えた作品。
日本語の美しさを再認識させられる彼の言葉は、ずっと手元に残しておきたくなります。
素敵な言葉に背中を押される。
@takakopensee詩を読むと、普段は意識していなかったことが急に鮮明になり、私たちに新たな視点を与えてくれる。
そんな心を豊かにする詩集を、暮らしのエッセンスとして取り入れてみませんか?
今回は素敵な言葉が散りばめられたオススメの詩集をご紹介しました。