2020.04.24
リトルム撮影担当者が教える!お部屋での上手な写真撮影とレタッチのコツ
お部屋でかわいく撮影したい!
こんにちは!Little Roomsで商品撮影を担当している伊藤です。
今回は、私が実際におこなっているお部屋での撮影の工夫や、レタッチのポイントをご紹介します。
お部屋で過ごす時間も増えていると思うので、かわいい雑貨やおしゃれに作れたおうちカフェの撮影などに役立ててもらえたら嬉しいです◎
アイテムの合わせ方は、2つのポイントを抑えて
新しく買った、かわいい時計。
テーブルにポツンと置いて撮ってみたけど、なんだか雰囲気が出ないからちょっと小物を添えてみる。
うーん何を合わせたら良いんだろう...。
そんな時は、まずシンプルな色でまとめてみて。
白やベージュをベースとする
まずは、白やベージュ、柔らかな木目のアイテムをベースにアイテム選び。
柔らかいアイテムをベースとすることで、統一感が格段にアップします◎
色を2色に抑える
撮りたいアイテムの色に合わせたり、差し色を1色入れてみたり。
色は2色に抑えて、まとまりのある優しい雰囲気に。
お部屋のインテリアを選ぶ時も同様です。
差し色は1色だけにしたり、お部屋のテーマカラーを作ることで統一感のあるお部屋に仕上がりますよ。
写真を撮るときのポイント
ついつい「いいね」を押してしまうような、パッと目に留まるような写真。
このような写真は、「傾き」や「画像の歪み」に気をつけたり、写真の撮り方のポイントを抑えるだけで簡単に撮ることができますよ。
カメラにグリッド機能を付ける
iPhoneのカメラの場合、設定で「カメラ」を開き「グリッド」をONにすることで、撮影画面にグリッド(格子)を付けることができます。
格子を目安に、アイテムを真ん中に持ってくると上手に撮ることができます。
少しズームに撮って歪みをなくす
カメラを、少しズームして撮影します。
全く同じ場所、角度でとった画像ですがズームの有無でこんなに歪み方が変わるのです。
ズームすることで、内側から外側へ引っ張られるような歪みが抑えられ、アイテムに立体感を出すことができます。
iPhone11の場合、ズーム倍率「1.4×」がちょうど良いです◎
アイテムを"斜め"に配置して"見切れ"させる
撮りたいアイテムを中心に、他のアイテムが画像の対角線上にくるよう"斜め"に配置します。
端にあるアイテムは、"見切れ"させるのがポイント。
アイテムの全てが写らないことで、奥行きのある画像になります◎
おうちカフェやノートは"俯瞰撮り"する
おうちカフェやノートは、被写体を真上から撮る"俯瞰撮り"がおすすめ。
真上から撮ることで内容が分かりやすくなります◎
この際も、グリッド機能を使い、真ん中に出る十字マークを基準にすると真上から撮ることができます。
ポストカードの撮り方
リトルムの商品で大人気のポストカード。
これが意外と壁に貼るバランスが難しいのです。
まず、ポストカードを縦長に配置することを意識して貼っていきます。
この時、何枚かを重ねて貼るとまとまりが出ますよ◎
撮影する時は、壁との境界線が下から4分の1のラインにくるのが、私が見つけたベストです。
仕上げに、ふんわりとした印象に加工!
リトルムの商品画像で一番の特徴である「ふんわりとした印象」に近づけるためレタッチをしていきます。
ここでの加工が写真の印象を左右します!
VSCOで柔らかくレタッチ
私は「VSCO」というアプリを使って、柔らかい雰囲気になるようレタッチしています。
「露出」
ふんわりとした明るさになるまで調節します。
「コントラスト」
少し下げて、画像のパリッとした印象を薄めます。
「シャープ」
基本的に、2〜4辺りまで上げます。ガラス製品などは強めに4まで上げると、艶感が増します。
「ホワイトバランス」
iPhoneで撮ると、画像が緑がかってしまっていることが多いので、ピンクを上げて画像を白っぽく仕上げます。
ほんのり黄色とピンクを上げると、リトルムらしい温かみのある画像に◎
このように画像に合わせてレタッチをすることで、どの写真にも統一感を出すことができます。
おうちでの楽しみを増やしてみて
写真が上手に撮れるとなんだか嬉しいものです。
かわいい雑貨や、おうちカフェなど、おうちで過ごす時間がたっぷりある今だから、写真を撮るところまで丁寧に楽しんでみてください。
お部屋でのちいさな幸せを、#リトルム のタグを付けてシェアしていただけると嬉しいです◎